ユーザー車検 受験記録(バイク編)

【自動車編はこちらから】

 

1. 受験車両および日時・場所

        ホンダ CBR1100XX  (00年式、逆輸入車)

        200438日、午前

試験場    東京陸運支局(品川)

 

2. ポイント

・手続きは自動車の場合とほぼ同じと考えてよい。違う点は、継続検査申請書点検整備記録簿がバイク専用のものであることと、書類チェックの窓口が“D2”窓口の隣の“D1”になることぐらい。(検査場案内図、申請手続き)

・検査所では10時過ぎに休憩が入る。1015分程度、10:30から検査は再開される。

・今回は、途中でコピーを取りに一旦外に出たうえに、検査所の休憩が入ったが、約1時間で終了した。(10:0011:00 実質、約30分で終了する。

・検査はNo.2レーンで実施した。

 

<自動車の場合との共通ポイント>

・月末は混む。週末も混みそうなので避けた方が良い。

・重量税、自賠責保険、検査料の支払いは8時頃から窓口が開いている。

・申請書類は事前に家で記載した方が陸運局での時間を短縮できる。このため、申請書を事前に購入しに行った際、記入方法についてA2階の記入例でチェックしておく。

・朝一の混雑が落ち着く9時過ぎに行けば待つことなく約30分で終わる。

検査場案内図 & 申請手続き

3. 車両整備

事前に“C17窓口でバイク用の点検整備記録簿(30)”を購入し、それに従いチェックした。

前後ブレーキの磨耗測定、チェーンへの給脂、ウエスでのクリーニング等を実施した。

タイヤの空気圧調整は事前にガソリン補給時にスタンドで実施した。

点検整備記録簿

4. 書類準備

申請書類一式を事前に”C17”窓口で購入した。

継続検査申請書自動車検査票自動車重量税納付書3種類で 30円だった。

継続検査申請書      :すべて鉛筆で記入、押印が必要

自動車検査票         :ボールペンで記入

自動車重量税納付   :ボールペンで記入

その他は、車検証、予約結果(A棟2階の予約端末からプリントアウトしたもの)、自賠責保険証、自動車税納税通知書、点検整備記録簿 を準備した。

すべての書類をクリアフォルダにまとめて入れた。

継続検査申請書
自動車検査票
自動車重量税納付書

5. 検査予約

申請書類を事前に購入しに行った際、A棟2階の予約端末で予約した。予約結果をプリントアウトして申請書類に含めた。

テレホン・サービス(03-5461-2288)でも予約でき、操作した後にFAXで予約受付票(参考例)が送られてくる。

予約結果(端末)
予約受付票(FAX)

6. 検査料等の支払い

自賠責保険(24ヶ月)    :18,440円 “C15”窓口で支払い

自動車重量税(印紙)  : 5,000円 “C13”窓口で支払い

検査料(印紙)           : 1,400円 “C13”窓口で支払い

参考 : 印紙は、関係書類一式を窓口の方に渡し所定の欄に貼ってもらった。

 

7. 予約・納税の確認

バイクでD棟に移動した。

書類一式をクリアファイルに挟んで“D1”窓口に提出した。

係りのおばさんがチェックしてくれて10秒程度で完了した。

 

8. 検査コースでの受験

【書類チェック】

検査コース窓口に書類一式をクリアファイルに入れて提出した。

いろいろ書類をチェックし押印した後、No.2レーンに行くよう指示された。

 

【車体外部検査】

No.2レーンに行ったが他には検査を待っているバイクはいなかった。

休憩明けで10:30に戻ってきた検査官に検査を依頼したところ、バイクを検査所の中央に持ってくるよう指示された。

検査官が検査ハンマーを持って来てくれた。

検査官に書類一式をクリアファイルごと手渡した。

ハンドル下の車体番号をチェックした後、検査ハンマーで車軸周辺をチェックした。

エンジンをかけた後、前に立って、ヘッドライト、ハイビーム、左右ウィンカーをチェック、後ろに回って、左右ウィンカー、前後ブレーキ・ランプをチェックした。

ハザード & ポジションライト キットを装備していたが全く問題なく合格した。

 

【スピードメーターの検査】

後輪(CBR1100XXは後輪で車速検出)を緑色の板の上に乗せるようにバイクを前に移動させた。

緑色の板が下がり、タイヤが2つのローラーと接触した。

ギヤをニュートラルにした。

タイヤがゆっくりと回転し始めた。

40Kmになった時点で検査官が足元の縦長のバー・スイッチを踏んでくれた。

本来は自分でスイッチを踏むが、今回は検査官が後方からスピードメーターを見て踏んでくれた。

逆輸入車のため40キロでのスイッチを踏むタイミングが難しいのではと心配していたが、かなりゆっくりと回転が上がっていくため、タイミング的にはかなり余裕があったように思う。

 

【後輪ブレーキの検査】

検査官の指示に従い後輪ブレーキを踏んだ。

実際は、表示板に従って自分で判断してブレーキ操作しなければならないが、今回の検査官は非常に親切であったため全てがスムーズに進んだ。

 

【前輪ブレーキの検査】

前輪を緑色の板の上に乗せるためバイクを後ろに移動させた。

後ろに移動させる際、ここでも検査官が手伝ってくれて大変助かった。

緑色の板が下がり、タイヤが2つのローラーと接触した。

タイヤがゆっくりと回転し始めた。

今度は、表示板に従い自分で前輪ブレーキの操作を行った。

表示は後輪ブレーキと表示されていたが問題なかった。

 

【ライト光軸検査】

ライトがちょうど停止線の上にくるようにバイクを前に移動させた。

エンジンをかけた後、ヘッドライトをハイビームにした。

明度が低いとまずいので、検査中は少しエンジンを吹かしておいた。

検査官がライト光軸検査機を操作し検査した。

光軸検査に合格し、検査はすべて完了した。

 

【最終確認】

バイクを出口近くに止め、書類一式の入ったクリアファイルをブースにいる検査官に提出した。

検査官が書類をチェックし書類は返却された。

 

9. 新車検証の発行手続き

A6”窓口に、旧車検証、継続検査申請書自動車検査票自動車重量税納付書の4つの書類をクリアファイルから出して提出した。

2〜3分程度で新車検証とステッカーが手渡された。

 

 

 

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