ユーザー車検 実施記録(自動車編)

【バイク編はこちらから】

 

0. 受験車両および日時・場所

トヨタ製 グランビア

2003710日、午前

東京陸運支局(品川)

 

1. ポイント

・手続きはバイクの場合とほぼ同じと考えてよい。違う点は、継続検査申請書整備記録簿が自動車専用のものであることと、書類チェックの窓口が“D2”〜“D4”になることぐらい。

・今回は窓口が開くのを待ったりしたため約1時間要した。(8:159:15

・グランビアは車幅が広いためNo.3 or 4のレーン指定で今回はNo.3を使用した。

・下回りをブラシ洗浄したがさほど汚れていなかったため次回からは不要と考える。

・ユーザー車検の代行は問題ないと考える。継続検査申請書の受験者欄に記名するだけ。

 

<バイクの場合との共通ポイント>

・月末は混む。週末も混みそうなので避けた方が良い。

・重量税、自賠責保険、検査料の支払いは8時頃から窓口が開いている。

・朝一の混雑が落ち着く9時過ぎに行けば待つことなく約30分で終わる。

・申請書類は事前に家で記載した方が陸運局での時間を短縮できる。このため、申請書を事前に購入しに行った際、記入方法についてA2階の記入例でチェックしておく。

 

2. 車両整備

トヨタの「24ヶ月定期点検整備記録簿」に従い整備した。

排気ガスの項目で良く分からないところがあったが過去の整備記録簿を参考に記載した。

今回は通常の点検の他に、下回りのブラシ洗浄、前後ブレーキの磨耗測定、発炎筒購入、フォグライトの交換、ウインドウォッシャー液補充等を実施した。

タイヤの空気圧調整はガソリン補給時にガソリンスタンドで実施した。

 

3. 書類準備

申請書類一式を事前に”C17”窓口で購入した。

継続検査申請書、自動車検査票、自動車重量税納付書の3種類で 30円だった。

継続検査申請書             :すべて鉛筆で記入、押印が必要(資料参照)

自動車検査票                :ボールペンで記入(資料参照)

自動車重量税納付書      :ボールペンで記入(資料参照)

その他は、車検証、予約確認結果(プリントアウトしたもの)、自賠責保険証、自動車税納税通知書、24ヶ月定期点検整備記録簿 を準備した。

すべての書類をバインダーに挟んでまとめた。

 

4. 検査予約

陸運局A棟2階のパソコンで予約した。

5日分の予約が可能で午前と午後に分かれていた。

予約番号をプリントアウトして申請書類に含めた。

電話の場合は 03-5461-2288 と記載されていた。

自動応答のテレホンサービスではファックス付き電話を使うと最後に予約結果がファックスで送られてくる。

 

5. 検査料等の支払い

自賠責保険                   :27,600円 “C15”窓口で支払い

自動車重量税(印紙)      :50,400円 “C13”窓口で支払い

検査料(印紙)                : 1,500円 “C13”窓口で支払い

 

6. 予約・納税の確認

書類一式をバインダーに挟んでD棟A窓口に提出した。

8:45に窓口が開くが業者の人達は書類を窓口に置いて大勢待っていた。

窓口のA、B、Cはどこに提出しても同じで、空いている窓口を選べば良い。

窓口が開く前であれば既にカウンターの上に置いてある書類の下に入れておく。

係りのおばさんが上から順番に書類をチェックし押印した後に順次返却した。

押印された書類を受け取るためカウンター傍で待機した。

 

7. 検査コースでの受験

【書類チェック】

検査コース窓口に書類一式バインダーを提出した。

いろいろ書類をチェックした後、車幅が広いためNo.3 or 4のレーンを使用するよう指示された。

今回は比較的空いていたNo.3のレーンを使用することにした。

前には観光バスと大型トラックが検査待ちしていた。

 

【車体外部検査】

検査場の建物に入る前にエンジンをかけ窓ガラスを全開にして待機した。

検査官が検査ハンマーを持って来た。

検査官に書類一式バインダーを手渡した。

ボンネットを開けて車体番号をチェック、ライトを使用してエンジンのオイルゲージ付近をチェック(オイル漏れ or エンジン番号)、車体番号をチェックするため運転席横のパネルをこじ開けてチェックした。

パネルは自分で閉めるよう指示された。

前に立ってヘッドライト、右方向指示器、左方向指示器をチェック、後ろに回って右方向指示器、左方向指示器、バックライト、ハザードをチェックした。

書類はすべて戻された。

 

【検査場内検査】

信号が青になったが大事をとって信号のところで待機していた。

検査官が来て検査方法を説明してくれた。

 

【前輪ブレーキの検査】

前輪が黄色い板の上に乗るように前に移動した。

黄色い板が下がり、検査官にギヤをニュートラルにするよう指示された。

タイヤが回転し表示機に「ブレーキふむ」表示がでたためブレーキを踏んだ。

「ブレーキはなす」表示がでた後、ブレーキを放した。

 

【後輪ブレーキの検査】

後輪が黄色い板の上に乗るように前に移動した。

黄色い板が下がり、検査官にギヤをニュートラルにするよう指示された。

タイヤが回転し表示機に「ブレーキふむ」表示がでたためブレーキを踏んだ。

「ブレーキはなす」表示がでた後、ブレーキを放した。

 

【サイドブレーキの検査】

後輪ブレーキ検査の後、検査官からサイドブレーキを引くように指示された。

サイドブレーキを引くと「ブレーキもどす」表示がでたためサイドブレーキを戻した。

 

【スピードメーターの検査】

後輪を緑色の板の上に乗るように前に移動した。

右手で天井からぶら下がっているボタンを握り、ギヤをドライブに入れ加速し40Kmになった時点でボタンを押した。

 

【排気ガスとライト光軸検査】

指定位置まで進んだが、前に行き過ぎたため表示機に少し下がるよう表示された。

表示機の指示に従い車両位置を前後させた。

ヘッドライトをハイビームにして車から一旦降りた。

ライト光軸検査機が自動で左右に移動し検査していた。

検査官が排気ガスプローブを排気管に挿入した。

この際、切り替えボタン”C”を押したはず。

検査官が検査票を記録機に挿入してくれた。

 

【下回り検査】

表示機の指示に従い操作する。

エンジンを止め、ハンドルを左右にゆすり、ブレーキを踏み、サイドブレーキを引いた。

合格表示が出たためエンジンをかけて検査機の所まで進み検査票を検査機に挿入した。

 

【最終確認】

書類一式バインダーをブースにいる検査官に提出した。

検査官が書類をチェックし書類は返却された。

 

8. 新車検証の発行手続き

陸運局A棟2階E窓口に書類一式バインダーを提出した。

必要書類だけ抜き取られそれ以外は戻された。

新車検証とステッカーが手渡された。

 

 

 

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